top of page
tootake

ヤタガラスは、三島のミゾクイ

更新日:2月13日

第14話


今回は神武天皇の話です。ヤタガラス(八咫烏)をご存じでしょうか?

サッカー日本代表のマークにされている3本足のカラスです。


『古事記』では兄宇迦斯(エ・ウカシ)・弟宇迦斯(オト・ウカシ)のウカジ兄弟に神武天皇への帰順を求めるためにこのヤタガラスが遣わされ、兄に鳴鏑で追い返されたと書かれています。一方『日本書紀』では兄磯城(エシキ)・弟磯城(オトシキ)兄弟にそれぞれ帰順を求め、兄には弓矢で追い返されてしまいますが、弟はこれに恐れて葉盤八枚に食べ物を盛って烏に献上しました。それでヤタガラスは神武天皇のもとへ戻り、兄磯城に反抗の心がある旨を報告したと伝えているなど、両書の伝承に若干相違があります。これは大阪府泉佐野での出来事と思われます。


『古事記』では高木大神(ウツシコオ)によって遣わされ、『日本書紀』では天照大神(ヒミコ)によって遣わされたと伝わっています。

八咫烏は、日本書紀では、同じ神武東征の場面で、金鵄(金色のトビ)が長髄彦との戦いで神武天皇を助けたともされており、鴨建角身命と同一視する説も存在します。また賀茂氏の系図において鴨建角身命の別名を八咫烏鴨武角身命としていますが、.このヤタガラスが実は三島の溝杭(ミシマのミゾクイ)なのです。神武天皇の妃となるホト・タタライスケヨリ姫(五十鈴姫)の父親です。


今回は何が言いたいのかというと、ウカジ(宇梶)という名前です。私の知り合いに宇梶という方がおられます。しかも泉佐野にです。


ウカジという名前が本当に今でもあることから、神武(磐余彦、サノ)も実在したのでは?と思ってしまいます。なぜ神武がなぜ泉佐野に行ったかについては、鉄を求めてではないかと推測されておられるのが、何回かこのプログに登場する上垣内憲一先生です。



※このプログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

 今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。 

※これまでの記事はこちらです。



閲覧数:84回1件のコメント

最新記事

すべて表示

1 Comment

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
tootake
Nov 03, 2023
Rated 5 out of 5 stars.
Like
bottom of page