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  • tootake

大津神社と建南方富命

更新日:2月29日

第244話


三角縁神獣鏡を作るのに用いられている鉛は神岡鉱山の鉛が使われているそうです。

大彦その子の武渟川(タケヌナカワ)と共には、崇神天皇によって四道将軍として北陸道へと派遣されています。この父と子がであった場所は「相津」と名付けたと古事記には書いてあります。「相津」は福島県の会津ではなく、岐阜県神岡町であるとされておられるのは、謎の四世紀の著者の上垣内憲一先生です。


神岡町には大津神社があります。大津とは神岡鉱山の鉱物を積み出す川の港を意味しています。ここ大津神社の祭神は、大彦と武渟川とそれに建南方富命(タケミナカタ)です。

タケミナカタは大国主の子です。


タケミナカタ(建御名方)は国譲りの時、に建御雷神との力比べに敗れてしまい科野(信濃)へ逃げたとされています。古事記では建御名方は、大国主神の息子の一人とされ、もう一人の息子の事代主はヤマト朝廷に降伏しました。

私は、大彦は大国主と何度も述べてきました。大国主は、大彦 ~出雲は三島

タケミナカタが大彦とともに祭られていることは、タケミナカタも大彦の子であるということになり、大彦は大国主であると再確認できます。ちなみに大国主はの別名はオオナムチ=大穴持ちで、穴とは鉱山のことです。神岡鉱山は大彦が管理してことになります。すなわち大彦は大穴持ち(オオナムチ)です。


この大津神社には以下の神々も祭られています。このプログで述べて人物が見受けられます。

天照大神~卑弥呼あるいは饒速日 饒速日は天照大神

水波神社、水波能売大神~カグツチとともに生まれており、鉱山と関係があります。

秋葉神社、火彦霊大神~カグツチは火の神で、鉱物を溶解精錬します。

大山祇大神~水運の守り神  大山祇~邪馬台国異聞8

彦狭知大神~ヒコサチはすなわちウツシコオです。忌部氏(彦幸)~和歌山・名草

手置帆負大神~ヒコサチの同僚で橿原の御殿を作ったことから大工やとび職の神様

墨縄神社~大工やとび職の神様つまり同上

飛騨匠御霊~同上

津島神社~素戔嗚を祭っています。建速須佐之男大神 素戔嗚(スサノオ)は、孝霊天皇

鉱山神社、金山彦大神、金山姫大神~鉱山の神

菅原神社、菅原道真、事代主神社、恵美須大神、猿田彦神社←後世の付けたし。

稲荷神社、宇賀御霊大神~饒速日の妹

木霊神社~林業の繁栄を願い祭祀された神社。祭神は五十猛命=饒速日

久々能智大神~ククノチ(クグノチとも)は、木の神。久久能智神、句句廼馳

鉱物を融解するには多量の木材が必要です。五十猛神が天降る際に多くの樹木の種を持って植えたということです。


このプログを書き続けて8か月、すっかり神社に詳しくなってしまいました。


※このプログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

 今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。 

※これまでの記事はこちらです。




   千引石を持ち上げるタケミナカタ



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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Feb 28
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