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継体天皇~地球幾何学6

更新日:2023年12月22日

第175話


仁徳天皇陵→牧野車塚古墳→男山八幡と一直線に繋がるのですが、樟葉にある継体天皇が即位した場所と伝わる交野天神社(かたのあまつかみのやしろ:枚方市楠葉丘2丁目)を飛ばしていました。この場所も直線状にあります。


継体天皇は、第26代の天皇で、在位はBC507年から531年までとされています。


男大迹王は自分はその任ではないと言って何度も即位を辞退しますが、大伴金村らの度重なる説得を受けて、58歳にして河内国樟葉宮(くすはのみや)において即位し、武烈天皇の姉にあたる手白香皇女仁賢天皇皇女・雄略天皇外孫)を皇后としました。継体が大和の地ではなく樟葉において即位したのは、樟葉の地が近江から瀬戸内海を結ぶ淀川の中でも特に重要な交通の要衝であったからであると考えられています。 その後19年間は大和入りせず、511年筒城宮(つつきのみや、京都府京田辺市)、518年弟国宮(おとくにのみや:京都府長岡京市)を経て526年に磐余玉穂宮(いわれのたまほのみや、現奈良県桜井市)に遷った。 翌年に百済から請われて救援の軍を九州北部に送ったものの、新羅と通じた筑紫君・磐井によって反乱が起こり、その平定に苦心しています。

都にいた期間は、日本書紀では5年間、古事記では、1年間程です。<ウイキペディアより引用>


崇神天皇の時代に疫病で当時の都であったミマキ国は三島放棄されガラ空きになっていました。楠葉は糞葉(くそは)とされ大和に移住した朝廷は、この地を見向きもしなかったのです。百済などと交易で富を得の継体天皇は、福井県からこのガラ空きになっていたかつての王都:ミマキ国(御牧国:楠葉)に目をつけて自ら乗り込んできたのだと思います。


九州の磐井の乱を平定するするくらいの武力を持っていたのなら大和朝廷を倒すこともできたのかもしれませんが、手白香皇女を貰い共存することにしたのでしょう。本当は大和(奈良県)には、行ったかどうかも疑問です。なぜなら墓は三島(高槻)にあるからです。継体天皇は、かつてここが大和朝廷(邪馬台国)の都があったことを当然知っていたと思います。


第2話の空白の150年~ミマキ国 で書いたようにところで阿武山(あぶやま)の麓に、阿為神社の周辺、安威古墳群があり、ここには、古墳時代前期の前方後円墳と、古墳時代前期と後期の円墳が20ほど確認されています。なぜか、二つの時代のあいだの古墳時代中期のものは存在しないのです。三島野の古墳群もそうです、弁天山古墳が作られてから空白があり継体天皇陵が作られるまでおおよそ150年間の空白があります。このことから、約150年間ミマキ国は、見捨てられていたことが分かります。


  種別 築造時期 住所 別名称

太田茶臼山古墳 前方後円墳 5世紀中葉〜後半 茨木市太田3丁目 継体天皇陵

今城塚古墳 前方後円墳 6世紀前半 高槻市群家新町 藤原鎌足の墓?摂津国安威(現在の大阪府茨木市大織冠神社)

将軍山古墳 前方後円墳 茨木市西安威2丁目

弁天山古墳 前方後円墳 3世紀末 高槻市南平台

前塚古墳 前方後円墳 古墳時代中期 高槻市岡本町

闘鶏山古墳 前方後円墳 古墳時代前期 高槻市氷室町5丁目

阿武山古墳 円墳 7C中頃 高槻市奈佐原

番山古墳 前方後円墳 5世紀中葉〜後半 高槻市上土室5丁目

昼神車塚古墳 前方後円墳 6C中頃 高槻市天神町

二子山古墳 前方後円墳 5世紀後半 高槻市上土室6丁目

芝谷古墳 前方後円墳 4世紀末 高槻市寺谷町

鼻摺古墳 方墳 6〜7世紀 茨木市耳原3丁目

耳原古墳 円墳 6世紀後半 茨木市耳原3丁目

青松塚古墳 円墳 6世紀前半 茨木市室山1丁目

塚原M3号墳 円墳 高槻市塚原2丁目

塚原O1号墳 円墳 6世紀後半 高槻市塚原1丁目

塚原B33号墳 円墳 7世紀前半 高槻市塚原3丁目

塚原E1,E2号墳 円墳 6世紀中 6世紀末 高槻市大和1丁目

安満山古墳 円墳 6世紀後半 高槻市安満御所の町

安満宮山古墳 円墳 古墳時代前期初頭 高槻市安満御所

安満山古墳 円墳 高槻市安満御所の町

将軍塚古墳 円墳 6世紀後半 茨木市西安威2丁目

海北塚古墳 円墳 6世紀後半 茨木市西福井1丁目


4世紀の墳墓がほとんどないこと空白があることが分かります。

※これまでの記事はこちらです。

※このプログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。


継体天皇樟葉宮伝承地




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tootake
Dec 13, 2023
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tootake
Dec 12, 2023
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貴船神社

奥宮 高龗神(たかおかみのかみ) 船玉神(ふなだまのかみ)としての信仰も篤い一説には闇龗神(くらおかみのかみ) 玉依姫命(たまよりひめのみこと)も祀られていると伝わる 結社 磐長姫命(いわながひめのみこと) 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉姫 本宮 高龗神(たかおかみのかみ) 伊奘諾尊(いざなぎのみこと)の御子神(みこがみ)、水の供給を司る神

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tootake
Dec 12, 2023
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