第3話 内色許男命は難升米なのか? ~ヒコユキからウツシコオへ
内色許男命(ウツシコヲノミコト)は崇神天皇の祖父で大綜麻杵(オオヘソキ)とも呼ばれています。また高御産巣日神(たかみむすひのかみ:高木神)ではないかとも考えられています。
考古学者の上垣内憲一先生はこの内色許男命はの出身地について内里であるとされています。天王山の麓で木津川、淀川、桂川が合流地点にのすぐそばが内里(京都府八幡市内里:内はウチ)です。
近くにはミマキ(御牧)郵便局(京都府久世郡久御山町)があります。
対岸は山崎で美称を付けて大山崎です。男山八幡、天王山などがあり、交通の要所です。私は山崎のインターから京滋バイパスに入り滋賀県の会社に車で通勤しています。最近発見された淀津遺跡もすぐそばです。
このウツシコオこそが、自ら魏に赴いたとされる卑弥呼の補佐官(弟)とされる難升米であるというのです。(由学之進著 ヒミコから崇神天皇へ)
御牧入彦の祖父に当たるのが内色許男命(ウツシコヲノミコト)です。開化天皇の父で孝元天皇の皇后は内色許売命です。
欝色謎命の「欝」は、難しい漢字なので「難」と表し、「色謎」は「升米」に対応すると考えると「欝色謎」は「難升米」
大綜麻杵~オオヘソキ;ダイ(大:dai)ソウマキ → ナン(nan) ショウマイ → 難升米
オオヘキソ oohekiso dannsyoumai
また記紀に「常世の思金の命」との表記があり、常世とは海の向こうの異世界のことでこの場合「魏」と想定できるのです。
~~~~~~~~~~~~ネットからの引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
思金大神は、天地開闢のはじまりに現れた造化三神の一柱・タカミムスビノカミ(高皇産霊神:高木神)の子?で、生まれながらの知恵者です。天照大神の臣の最上位である左の臣を拝命し、遷都の采配を任され、神代の教えを説かれました。
日本書紀には「思兼神」と記され、「思」は思慮、「金」には「兼」の字を充て、「多くの思慮を兼ねている神様」とされ、思金大神のお働きを「深謀遠慮」と表現されており、将来を見据えたビジョンを描く知恵の神であります。
思金大神は「八意(やごころ)思金大神」とも称され、「八意」とは多くの意見を聞くと解し、この神格への尊称であることから「八意様」ともしております。これらの名前は兄弟、親子のものである可能性もあります。
◎天界のスーパープロデューサーで天岩戸を企画
最も有名な話では、岩戸隠れの際に、天の安原に集まった八百万の神に天照大御神を岩戸の外に出すための知恵を授けたこととされています。国譲りでは、葦原中国に派遣する神の選定を行っています。その後、天孫降臨で邇邇芸命(ミマキイリヒコ?)に随伴した記紀には記載されています。
~~~~~~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もしウツシコオが難升米であるとすれば、BC240ころの邪馬台国はミマキ国(旧ヤマト)と確定できるのです。そうなれば年代のすり合わせから、日本史がより正確なものにできます。
卑弥呼の側近であった難升米はミマキ国の宰相であったと考えられます。そして現在の高槻、枚方にあたるミマキ国は邪馬台国であったということです。
高槻の隣は乙訓郡でかつては弟国と呼ばれていたところから、卑弥呼の弟分のウツシコオの領地だったのかもしれません。またこの頃この辺りは山代国、淀川は山代川と呼ばれていました。山代はヤマタイとも読めます、すなわちヤマタイ国。これはご愛敬(冗談)です。
もご覧ください。
関連項目:内色許男命(ウツシコオ)最後の陰謀
<邪馬台国の新常識>
人気記事:豊御気主命は三毛入野!
※このプログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。。
※これまでの記事はこちらです。
難升米の摂津での伝説とはなんですかというご質問ですね。私はBingの検索結果をもとにお答えします。
難升米は、邪馬台国の女王卑弥呼の大夫であり、魏に使者として赴いた人物です。1 難升米は、摂津国の一部である沢良宜(さわらぎ)の出身とされ、沢良宜は銅器と関係が深い地域でした。2 難升米の摂津での伝説とは、以下のようなものがあります。
難升米は、崇神天皇の祖父であり、常世の国に使者として赴き、景行天皇の朝に帰朝した田道間守(たじまもり)と同一人物であるとする説があります。1 この説によると、難升米は、常世の国で卑弥呼と出会い、彼女を邪馬台国の女王に推戴したとされます。3
難升米は、摂津国の内里(うちざと)に住んでいたとされ、その地には難升米の墓とされる古墳があります。 この古墳は、円墳であり、直径約30メートル、高さ約5メートルです。 古墳の中からは、魏から賜ったとされる銀印青綬や銅鏡などの遺物が出土したという伝承があります。
難升米は、摂津国の安満宮山古墳に埋葬されたとする説があります。 この古墳は、前方後円墳であり、全長約140メートル、高さ約20メートルです。 古墳の中からは、魏から賜ったとされる金印紫綬や銅鏡などの遺物が出土したという伝承があります。
以上が、難升米の摂津での伝説の一部です。これらの伝説は、歴史的にも考古学的にも確定的な証拠はありませんが、難升米が摂津国において重要な人物であったことを示しています。2 難升米に
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