タミル語で読み解く邪馬台国（２）

第４３４話　＃タミル語　＃邪馬台国　＃むすひ　＃スメラミコト

魏志倭人伝には、邪馬台国にについて次のような記述があります。

「南、邪馬壱国に至る。女王の都とする所なり。水行十日、陸行一月なり。官は伊支馬有り。次は弥馬升と曰ひ、次は弥馬獲支と曰ひ、次は奴佳鞮と曰ふ。七万余戸ばかり。」

伊支馬有、弥馬升、弥馬獲支、奴佳鞮とは人名のようにも思えますが、これまでうまく解読できていません。ところがで前回書いた田中 孝顕著「日本語の真実」にはタミル語で解読できるのです。

伊支馬：イシマはタミル語で統治者～卑弥呼？

弥馬升：ミマキはタミル語で王←御牧！！～ミマキ・イリヒコ？？

弥馬獲支：ミマ（王）・ワキのミマワキは脇＝近くにいる人

奴佳鞮：ニカデはタミル語で「管理するの意」で官房長官というような意味～額田（ぬかた）？？

＜ムスヒは星＞

タカミムスヒノカミ（高皇産霊神・高御産巣日神：高木神）はタミル語で「星」という意味です。これは、私が第４１４話：天御中主神：北斗：妙見 で書いたことと一致します。高皇産霊神＝天之御中主神＝妙見尊＝ウツシコオ（内色許男命）＝スサノオ（津田の王）です。

高御産巣日神は高貴な星、神御産巣日神は大きな星で天之御中主神と合わせて３つの星はオリオン星座かもしれません。

＜スメラは雷＞

天皇のことをスメラミコトといいます。神武天皇は「かんやまといわれびこのすめらみこと」です。このすめらみことのスメラはタミル語で稲妻＝雷のことです。

このことにより、上賀茂神社の祭神でる賀茂別雷命や武御雷（建御雷）に雷が入って意味がわかります。また雷＝「いかづち」からイカが独立し滋賀県の伊香郷（イカ）や枚方市の伊加賀（イカ）、そして中臣氏の祖・中臣烏賊津（イカツ）参照：中臣氏～中臣烏賊津 のイカに繋がっています。なお賀茂別雷命・武御雷・中臣烏賊津は同一人物でウツシコオ（内色許男命）＝スサノオ（津田の王）です。

＜ムコは入り口＞

私は、第６話：六甲山（むこうやま）～地名からわかること で六甲山（ムコ山）と向町（ムコウ：向日市）は枚方から見えるため、「むこう」は枚方の人間が付けた地名で枚方市が邪馬台国であった証だとしていました。しかしタミル語で「ムコ」は入り口の意味だというのです。

ということは、邪馬台国の西の入り口は武庫川（ムコ川：兵庫県）で東の入り口が向日市（京都府）ということになります。これはまさに摂津の国です。参照：第５話：摂津の誕生 　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛参考文献｝田中 孝顕著「日本語の真実」

関連項目：タミル語で読み解く邪馬台国（１）

※このブログは、御牧国（ミマキ国）が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。　

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＜目次＞

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　第361話～第400話

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