第408話
出雲には、特殊な神がいると思っている研究者がいるようです。
カモス神、地主神:クマノ大神、支佐加比売命、宇武賀比売命、天御鳥命、キツキ神などなど、、、
・カモス神は神魂命つまりカミムスヒ=スサノオ(津田の王)です。
カモスのカモは鴨(加茂、賀茂)だとすれば、ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)です。
・クマノ大神は和歌山県の熊野の方が先です。参照:熊野三山:家津美御子(けつみみこ)~熊野 スサノオ(素戔嗚)~木の国と出雲
・伎比佐加美高日子命(キヒサカミ・タカ・ヒコ)は味鋤高彦根命(アジスキタカヒコネ)つまり事代主=ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)です。
参照:第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
・天御鳥命はウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることを既に述べています。参照:第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
・宇武賀比売命~ウムカ=蛤貝比売(うむかひひめ / うむぎひひめ)です。
◎支佐加比売命はキサカ=キサカイ=𧏛貝比売(きさかひひめ)で猿田彦の母親とされています。猿田彦はウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)です。参照:キサガイヒメはウツシコオの母!
◎キサガイヒメは赤貝を、ウムギヒメは蛤を神格化したものと考えられています。
・キツキ神のキツキ(杵築)で杵でつくことです。石杵で石臼にいれた朱石をすりつぶすために使われたことからきています。参照:臼と杵~ヤマトタケル2 丹・朱を求めた天皇たち
◎伎比佐加美高日子命は第249話~物言えぬ皇子で登場しており、岐比佐都美(キヒサツミ)が、大御食(おおみけ)を献上しようとした時に、御子(応神天皇)が言葉を発したのです。岐比佐都美=伎比佐加美高日子命単独では、誰のことかはっきりしませんが、宇武賀比売命と二人でセットにすると、宇武賀比売命は蛤貝比売(うむかひひめ / うむぎひひめ)は蛤(ハマグリ)、岐比佐都美=伎比佐加美高日子命=キサガイヒメは赤貝だということになります。つまり応神天皇は、蛤に治療してもらったことになります。(蛤は薬を入れる容器として使用していました。)
キサカイヒメ、ウムカイヒメのキサカ、ウムカだけを取り出して出雲風土記の作者は出雲の神を伎比佐加美高日子命と宇武賀比売命を創作したことが良く分かります。
出雲の神は、大国主(事代主)、卑弥呼、トヨの焼き直しでしかありません。
言い換えれば出雲には、邪馬台国の時代には、神は居なかったということになります。
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出雲大社は、明治4年までは杵築大社(きずきたいしゃ)と呼ばれていました。
本当の出雲大社(出雲大神宮)は京都府亀岡市にあります。参照:出雲大神宮と出雲大社 ~亀岡、島根 出雲は京都の地名です。
・キツキ神のキツキ(杵筑)大和朝廷によって付けられた地名です。
出雲大社の住所は島根県出雲市大社町杵築です。杵築市は大分県の地名です。
・八尋鉾長依日子命は八千矛神で大国主のことです。
・綾門日女命は綾から織物の姫であることが分かります。棚機姫命=卑弥呼、後継ぎであるトヨも棚機姫です。
ところでスサノオは出雲の神とする根拠にスサ(須佐)の地名があること、そして須賀神社(すがじんじゃ)に近くにソガ川が流れているを知って感動したという研究者がいます。
しかし、実は、スサ、スガはウツシコオ(内色許男命)の内なのです。
伊勢国奄芸郡奄芸郷に菴宜はという地名があり、菴宜(あんぎ)は、ウチ(内)にちなむとされています。また巷宜(そが)ともいい、大和国高市郡の曽賀、筑前国早良郡曽我部郷に縁故のものと考えられています。
奄智蘊 (あんちのかづら):奄智は大和国城下郡の奄知村の地名にもとづくか、雄略紀二十三年に筑紫安致臣某(宇摩志麻治命の九世孫・物部竺志連公の後裔)がみえ、筑紫に安致の地名があったことが考えられています。
”あんち”はウチがなまったものです。菴宜(あんち・あんぎ)からは、菴が巷に変化し巷宜(そが)ソガとなったのです。参照:菴宜物部 (あんぎのもののべ)「旧」天神本紀に、饒速日命に供奉して天降ったことがみえる。
蘇我氏の祖は武内宿祢とされています。武内宿禰はウツシコオです。参照:第324話:武内宿禰はウツシコオ!!
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第350話:遣隋使とウツシコオ より
森公章氏(東洋大学文学部教授:日本古代史)は「大恥をかいたことが、この遣使の日本書紀への不記載の理由であろう」とし、吉田孝氏(青山学院大学名誉教授:日本古代史)も「倭の使者は、どんなに恥ずかしい思いをしたことだろう。隋の広大な都、倭とは隔絶した文明を眼前にして、倭の使者の受けたカルチャーショックの大きさは、私たちの想像を絶するものがあったろう」と述べ、「推古朝の国制改革は、600年の遣隋使のカルチャーショックを、おそらくは起点としたのである」としています。
蘇我一族を滅ぼした藤原氏は、出雲の神を創作し、出雲大社(杵築大社)を建てた理由は、過去(歴史)をいったん捨てて新しくやり始めようとしたためです。ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)の作った歴史を全て新たに開発した地を出雲と名付け、封じ込めたのです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
※これまでの記事はこちらです。
<目次>
姫氏国
神魂神社 かも=神
本殿の彩色鮮やかな扉絵(日の扉)
神魂神社(かもすじんじゃ)は、島根県松江市大庭町にある神社である。旧社格は県社で、意宇六社の一社。本殿は現存する日本最古の大社造りで国宝。地元では「神魂さん」、「大庭の大宮さん」と呼ばれ[1]、大庭大宮、神納神社の別名もある[2][3]。
概要・歴史
社伝によれば、出雲国造の大祖・天穂日命がこの地に天降って創建したと伝わるが[2]、『延喜式神名帳』、国史や『出雲国風土記』に当社が出現しないが[4]、その理由として、出雲国造家が、自らの祖神を大庭にあった邸内で私的に祀り祭祀を行ったていた、または邸内に祀っていた社が起源であった可能性が強く、そのため文献に記載がなかったと考えられ[1][5]、やがて現在地に勧請され、近隣住民の信仰を集める形となったと考えられている[6]。文献における初見は承元2年(1208年)の鎌倉将軍家下文であり、実際の創建は平安時代中期頃とみられている[6]
葛城一言主神社の鳥居から #葛城の道 を徒歩10分。第二代 #綏靖天皇(カムヌナカワミミ) #葛城高丘宮跡。今は碑しかありませんが、一帯は古代豪族 #尾張氏 の拠点 #高尾張邑 があったところと伝えられています #土蜘蛛 #神武天皇(イワレヒコ)
<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏 (
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇