top of page
tootake

地球幾何学~禁野車塚古墳

更新日:4月15日

第170話~日本三奇と牧野車塚古墳


世界最大級の古墳:仁徳天皇陵(大仙陵古墳:だいせんりょうこふん)そしてすぐその下にある履中天皇陵は全く同じ向きをしています。地図では北東に傾いているように見えます。試しにこの傾きを保ったまま北東に線を引くと、線は枚方市の牧野車塚古墳にぴったりと行きつきます。


                     

                        この先が牧野車塚古墳   


「トンデモ科学」と言われる分野に地球幾何学というものがあります。簡単に言うとパワースポットと呼ばれる遺跡を線でつなぐと、一直線につながるとか神社同士を線で結ぶと正確な三角形ができるというものです。


「古代超文明の謎と驚異」という本の中で著者の太田明氏は日本三奇である石の宝殿と牧野車塚古墳を結んだ線を延長するとイギリスのシルベリー・ヒル(ストーンヘンジの関連遺跡)に行きつくそうです。


  1. 石の宝殿: 兵庫県高砂市にある神社で、水に浮かぶ巨岩が祀られています。神代の昔、天津神の命を受けた大穴牟遅と少毘古那が、国土経営のため出雲からこの地に至り、国を守るための「石の宝殿」の建造にとりかかりましたが、土着の神の反乱を受け、それを鎮圧している間に夜が明けてしまいました。そのため、宮殿は現在の形である、横倒しのまま引き起こすことができませんでした。そこで二神は、たとえ未完成でもこの宮殿に鎮まり、国土を守ることを誓ったといいます。

  2. 塩釜神社:宮城県御釜神社境内にある「四口の神竈」と呼ばれる鉄製の竈。「竈の水があふれない・干上がらない」、「変事があると竈の水の色が変わる」と言い伝えられており、江戸時代には大きな変化があった場合、仙台藩に届け出ることとなっており、先の震災でも水の色が変化したといわれています。

  3. 天の逆鉾: 宮崎県高千穂町にある神社で、高千穂峰の山頂に突き立てられた謎多き、伝説の天之逆鉾です。天孫降臨の地、高千穂峰の山頂に突き立てられた「天之逆鉾」は、神話の中で「イザナギ」「イザナミ」の夫婦神が日本列島を作るために大地に突き刺しかき混ぜたとされています。300年以上前の文献にも記載があり「天下の奇物」として知られるようになりました。

この地球幾何学が何を意味するかは、壮大すぎて分かりませんが面白いのは確かです。

牧野車塚古墳も私の散歩コースです。この牧野車塚古墳古墳時代前期中葉の4世紀後半頃の築造と推定され、埋葬施設は明らかでなく、副葬品も詳らかではないことから誰の墓かは不明です。


それよりも、最初に書いた仁徳天皇陵(大仙陵古墳)から牧野車塚古墳:枚方市車塚1丁目に引いた線上に禁野車塚古墳:枚方市宮之阪5丁目381-3があるのには驚きました。この古墳は私が邪馬台国のがあったする禁野(正確には枚方市之阪5丁目)にあります。

牧野車塚と禁野車塚古墳との間の線上に百済王神社〒573-0021 大阪府枚方市中宮西之町1-68があります。先日、巨大な道路が発見されたのはここです。速報~枚方の「禁野本町遺跡」で「道路跡」見つかる

ここが卑弥呼の屋敷跡だと私は思っています。

この古墳こそが卑弥呼の墓かと思いましたがこの古墳からは埴輪が出土しています。




日本書紀では、埴輪は卑弥呼が殉死者を生きたまま埋めたのを哀れに思った垂仁天皇(崇神天皇の子)が埴輪を作らせたと言われています。ということはこの墓は卑弥呼の墓ではないことになります。

しかし、日本書紀にあるこの記述は考古学研究で明らかにされた埴輪の変遷とは一致せず、殉死者の代替として埴輪が誕生したとする説は、野見宿禰の後裔を称し、古墳造営や葬儀を職掌としていた土師(ハジ)氏が後世に創作した伝承と考えられています。


・能見宿祢は出雲出身とされていますが『和名抄』には摂津国島上郡(ミマキ国)に「濃味郷(のみのごう)」の記載が見え、「のみ」が古い地名であることが示唆されています。これにより出雲は、ミマキ国(北摂)にかなり近い地域であったことがうかがえます。


禁野車塚古墳は、墳形は前方部が「バチ形」に開く前方後円形である点、墳丘の後円部からくびれ部にかけてスロープが存在する点で、箸墓古墳奈良県桜井市)との類似が指摘されています。


※このプログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。。 

※これまでの記事はこちらです。


邪馬台国 家系図 石の宝殿(兵庫県高砂市)



閲覧数:108回1件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page