第461話 #熊野本宮大社 #スサノオ #家都美御子 #大斎原 #天足彦国押人命
崇神天皇の時代(=邪馬台国の時代)に、大由乃支命(おおゆのき)が狩りをしているとき、飛び出してきた大きな猪を弓で射ると、その猪は血を流しながら逃げました。その猪の血をたどっていくと、紀伊(和歌山)の大斎原(おおゆのはら)にたどり着きました。(古事記:葛城山の猪~亀井家譜に記載の大由乃支命が、紀伊国熊野の大斎原(おおゆのはら)にたどり着いた伝説)
大斎原は熊野本宮大社のある場所です。熊野本宮大社の祭神は、熊野坐大神(家都美御子大神:けつみみこ)は、須佐之男命(スサノオ)とされています。このブログでは三毛入野とも以前書きました。家都美御子大神=三毛入野=スサノオ=ウツシコオ=八咫烏です。熊野本宮大社では八咫烏がシンボルとなっていますので、家都美御子大神はウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)で間違いないでしょう。
参照:第213話:長脛彦の物語 第107話:家津美御子(けつみみこ)~熊野
第274話:八咫烏もウツシコオ
猪を弓で射った大由乃支命については、愛知県愛西市柚木町東田面に由乃伎神社(ゆのぎじんじゃ)があり、彦湯支命(ヒコユキ)を祭っています。彦湯支命(ヒコユキ)はこのブログで何度でも述べているように、ウツシコオ(内色許男命)です。参照:ヒコユキからウツシコオへ、ウツシコオの名前についての弁明 忌部氏(彦幸)~和歌山・名草
大斎原のある和歌山県田辺市は、私が彦湯支命(ヒコユキ)の出身地である名草(和歌山県和歌山市)の近くです。ちなみに西国33番巡りの1番札所が熊野本宮(那智大社)で2番札所が紀三井寺で和歌山県和歌山市つまり名草です。
奈良県生駒郡平群町信貴畑にある猪上神社(いがみじんじゃ)の祭神は、天足彦命と国押人命ですが、二人は同一人物であるとされており、足と彦がついていることからやはりウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)でしょう。第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第393話:アラハバキは、、、では下記のように書きました。
・塞の神説~荒脛巾神社があります。谷川健一氏によれば、荒脛巾神に「塞の神」としての性格があったためと述べています。「塞の神」は猿田彦=ウツシコオです。荒脛巾神社では、脛(はぎ)に佩く「脛巾(はばき)」の神、また「足の神」とされてきました。(多賀城市の荒脛巾神社の祭神「おきゃくさん」は、旅人らから脚絆等を奉げられてきましたが、下半身全般をも癒すとされています。脛=足=旅=道ということで、道の神=猿田彦=ウツシコオです。参照:第388話:スサノオのキーワードは角と竹と、、
猪という字は倭国の倭に似ているため猪=倭国ではないかとされるのは、「神武天皇と卑弥呼の時代」の著者 佐藤陽太氏です。p60
崇峻天皇の時代、猪が崇峻天皇の元に献上された際に、崇峻天皇は猪を指して「いつか猪の首を切るように、朕が憎いと思う者を斬りたいものだ」と発言し、多数の兵を召集しましたた。馬子は崇峻天皇の発言を知り、天皇が自分を嫌っていると考え、これが元で崇峻天皇を殺すことを決意したとされています。このブログでは馬子もウツシコオとしています。
参照:第384話:馬子は大王(おおきみ)
猪が倭国というのは、納得できません。猪=ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=馬子というのが私の見解です。
{参考文献} 「神武天皇と卑弥呼の時代」の著者 佐藤陽太
※これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>
蘇我馬子は短く太い首が肩にめりこむように、ずんぐり太っていたので、「猪首の男」という、あだながついていました。
<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇