第20話
饒速日(ニギハヤヒ)は、物部一族を引き連れてヤマト(近畿)に入ってきました。着いた所が草香(クサカ:日下→日本)です。あ、着いたのは神武でした。饒速日がたどり着いた所へ神武が後からやって来たのでした。交野市にある岩船神社、そこは饒速日が雨の岩船で天下ったというような、石切神社に行く話は、もうすでに書きました。
しかし茨木市にもあったのです。茨木市にも饒速日が天下った場所が、、、
新屋坐天照御魂神社には、御祭神である天照御魂大神が天降りされた日降ヶ丘と呼ばれる小高い丘があります。祭神は天照御魂大神(あまてるみたまのおおかみ)
新屋坐天照御魂神社は単に「福井神社」とも称されています。
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主神の邇芸速日尊の名が訛ったものとする。これは「新屋(にひや)」が「新野」だとすると「新(にひ)」が訓読みなのに対し「野(ヤ)」が漢音となり、あり得ない表記となるためだ。また「野」は自然にできた平らな原野を、「原」は野を開墾した土地、開墾を意味する。記紀が成立した頃は万葉仮名の様に漢字の意味とは関係なく、漢字の音訓だけを借用して日本語を表記しており「新屋」も漢字の音訓で表記したものと思われる。邇芸速日尊をローマ字表記にすると NIGIHAYAHI(にぎはやひ)だが、西日本では濁音が清音に変化するため NIKIHAYAHI(にきはやひ)となる。また発音し難い「は」と末尾の「ひ」が省略され NIKIYA。世界的に K は H に転化するため、NIHIYA(にひや) になったとする。
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茨木市西福井、そこは小学校の時、買ってもらってばかりの自転車で走り回った奈良の少し先です。三島の溝杭、五十鈴姫(神武天皇后)、玉串姫(五十鈴姫の母:大物主の妻)などの町名のあるあの地です。
・饒速日は大物主だった。
饒速日の正式の名前は、櫛玉(くし・みかたま)饒速日命、または天照国照彦天火明櫛玉饒速日命、胆杵磯丹杵穂命
大物主の正式の名前は、倭大物主櫛甕魂命(やまとのおおものぬし・くし・みかたま・のみこと、『出雲国造神賀詞』では倭大物主櫛𤭖玉命)。
くし・みかたまが共通しているので、研究者たちも、三輪(大神神社)の大物主と饒速日は同一人物とみなしているようです。それになによりこれらの神社を創建したのが我らが伊香色雄命(いかがしこおのみこと)なのです。我らがというのは枚方フィルハーモニーの根拠地の伊加賀小学校を使わしていただいているからです。
<邪馬台国の新常識>
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。
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:タケハニヤスの乱1
:タケハニヤスの乱2~阿太(奈良県五條市)
:タケハニヤスの乱3 ~小人国
:タケハニヤスの乱4~大彦は、綏靖天皇
:タケハニヤスの乱最終章