第592話 #八咫烏 #タカクラジ #ゴトビキ岩 #熊野大社
八咫烏(ヤタガラス)は、熊野本宮の主祭神である家津美御子大神(ケツミミコ)のお仕えです。日本を統一した神武天皇を、大和の橿原まで先導したとされています。
ゴトビキ岩=神倉神社は、現在、熊野速玉大社の摂社となっていますが、実はこの神倉山が速玉大社の本宮です。祭神は高倉下(タカ・クラジ)です。倉治(クラジ)は、私が台与の住まい(我家:ワギヘ)としている交野市の地名です。そこは饒速日(ニギハヤヒ)が舞い降りたとされる磐船神社があります。磐船神社にもゴトビキ岩のような巨石があります。~高津姫 ~岩船街道 (写真あり)*高倉下=饒速日は台与です。
第543話: 熊野の神々は、、、では、下記のように書きました。
熊野坐大神は家都美御子大神(ケツミミコ)は、スサノオ(須佐之男命)とされていますが、第435話:大宜都比売(おおげつひめ)は台与で書いたように、ケは食物を意味するケで、食物を掌る女神と考えられます。食物を掌る女神といえば豊受姫(豊受大神)です。豊受姫の受「ウケ」は食物のことで、食物・穀物を司る女神です。他にも食物神として、保食神(うけもち)、大気都比売神(おほげつひめ)、稲荷神(宇迦之御魂神)(うかのみたま)がいます。これらの神は同一の神でしょう。そしてその神とは台与(豊)です。
天香語山命は高倉下命(タカ・クラジ)の別名です。先代旧事本紀では、饒速日尊の天孫降臨に従った32柱の1柱に数えられ、紀伊国の熊野邑(和歌山県新宮市)に住んでいたとされています。天香語山とは鉱山のことです。~第466話:辛国息長大姫は台与!、第477話:狂心渠(たわむれごころのみぞ)
三重県の熊野市では紀州鉱山(三重県熊野市紀和町板屋)が最近まで稼働していました。ここでは様々な鉱物が産出しています。この鉱山を采配していたのが、名草(和歌山市)の彦狭知(ヒコサチ)であったと推測されます。名草(和歌山市)と熊野市は近い距離にあります。
~第118話:邪馬台国前史~熊野と金
八咫烏は熊野本宮大社の守り神です。熊野神々は台与です。つまり八咫烏は、台与を守り導
いているのです。台与を守る人物と言えば、父あるいは祖父の彦狭知(ヒコサチ)=ウツシコオ(内色許男命)です。
第590話:彦狭知(ヒコサチ)の物語2~珍彦(ウズヒコ)では、彦狭知(ヒコサチ)= 珍彦(ウズヒコ)としました。伊都郡天野荘丹生の家譜では莵道彦(うじひこ)の子が豊耳命(等與美身命)とされています。この豊耳命が台与(豊)でしょう。
関連項目:家津美御子(けつみみこ)~熊野
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熊野詣(くまのもうで)とは、紀伊半島南部、熊野にある、本宮(ほんぐう)・新宮(しんぐう)・那智(なち)の熊野三山を参詣することです。院政期には度重なる熊野御幸が行われています。上垣内憲一先生によると「白拍子と鳥羽離宮遊んでいた贅沢三昧の遊び人の院政期の法皇たちが、何故そんなに大変な難行の熊野詣に精勤したのだろうか。それはつまり宗教行為を隠れ蓑にして、金(かね:鉱物)を確保することが目的だった。」謎の四世紀p140
現在でこそ熊野三山は一体として捉えられていますが、元々は熊野川を御神体(神の依代)とする信仰(本宮)、那智の滝を御神体とする信仰(那智)、神倉山の「ごとびき岩」を神の依代 とする信仰(速玉)、それぞれルーツの異なる個別独立した自然神信仰でした。
<シリーズ:彦狭知(ヒコサチ)> >
※これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけ!??としています。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)、卑弥呼、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>

伊和の神はなぜ大己貴命といっしょにされた?(兵庫県)播磨国一宮 伊和神社 - 神社の御朱印巡り
播磨風土記、伊和大神 – 古代史俯瞰 by tokyoblog
伊和大神の足跡その一(宍粟市一宮町伊和神社) 姫路 パレ杵屋 桜小径 千年杉
『空海ノート』補記 「空海と深くかかわった渡来系氏族とその周辺」④ | コズミックホリステック医療・現代靈氣
鴨王[1](かも の きみ/かも の おおきみ、生没年不詳)は、古代日本の人物。天日方奇日方命[5](あまのひがたくしひがた の みこと[注釈 2])の名で知られ、鴨王の表記は懿徳天皇紀のみ
建日方別=彦狭嶋の別名である天日方奇日方命
天日方奇日方命、久斯比賀多命、鴨主命、櫛御方命 – 古代史俯瞰 by tokyoblog
<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇
◎hidemaru3375.com/post/ヒコユキからウツシコオへの過程