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武寧王はウツシコオ!

更新日:2024年12月11日

第526話 #武寧王 #桓武天皇 #邪馬台国 #斯麻


平成13年12月、天皇誕生日前に恒例となっている記者会見で、今上天皇:明仁様(桓武天皇の男系子孫)は翌年に予定されていたサッカーワールドカップ日韓共催に関する「おことば」の中で、「私自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています。」との発言を行なわれました。


桓武天皇自身も、 「百済王らは朕の外戚である」 と自ら述べています。 桓武天皇は百済王武鏡の娘教仁を夫人として 迎え、 大田親王が生まれています。


第422話:継体天皇はスサノオでは、隅田八幡神社人物画像鏡について書きました。

その銘文にある「癸未年八月日十大王男弟王在意柴沙加宮時斯麻念長寿遣開中費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟」とあり、斯麻は、百済の武寧王とするのが定説になっています。この鏡は、日下大王の年に、百済の武寧王が河内に来ていた百済の工人に命じて作らせたと解釈できます。


武寧王の出生の話として、百済の加須利君(蓋鹵王)が弟の昆支王倭国に貢る際、自身のすでに妊娠した婦を与えて、途中で子が生まれれば送り返せと命じた。一行が筑紫の各羅嶋(かからのしま・加唐島)まで来たところ、一児が生まれたので嶋君と名付けて百済に送り返した。これが武寧王であるとしている。百済の国人は嶋王を立てて武寧王としたとしている。~武寧王 - Wikipedia

つまり嶋君が武寧王ということになりますが、斯麻(シマ)とは、島=三島(大阪府茨木市)のことでしょう。


千熊長彦は百済記に見える「職麻那那加比跪(ちくまななかひこ)」と同一人物か、と日本書紀にも記されています。これに関しては、書紀編纂者が百済記によって「チクマナナカヒコ」という人物の存在を知り、これに日本風の文字をあてて主文を創出したとする説もあります。また仁藤敦史氏は、職麻那那加比跪(くまななかひこ)を「しまななかひこ」とし、斯麻宿禰と同一人物であると主張しておられます。


第523話:荒田別・鹿我別・千熊長彦では「しまななかひこ」の「しま」は三島(大阪府茨木市)の「しま=御島」だと思います。と書きました。斯麻(宿禰)=嶋君(王)=武寧王となります。第522話:雄略天皇は台与(豊)!

では、斯麻(宿禰)=嶋君(王)=武寧王はスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)で、日十大王は台与(豊)としました。男弟王=継体天皇=台与(豊)です。


桓武天皇は日本で初めて郊天祭祀を交野ヶ原で 行っています。 もともと、 この郊祀とは古代中国に おいて都の郊外で行われた祭祀で、 円丘を築き冬 至の日に 「天の神」 を祀るものでした。 日本書紀の神武天皇四年二月の記事で、天神と皇祖を祀ったとあります。


大阪 府全志には郊天祭祀跡について枚方市にある杉ヶ本神社(片鉾本町の 南側に4坪ほどの広さがある墳墓のような小丘があり、その場所が祭祀の一番有力ではないかとされています。杉ヶ本神社も私の散歩コースです。


◎武寧王の在位期間は502年 - 523年とされていますが、これは三国史記(さんごくしき)

に基づいた年代です。三国史記は朝鮮半島に現存する最古の歴史書で1143年執筆開始され、1145年に完成したものです。三国史記が12世紀に成立した新しい史書でその史料的価値を低評価する大きな根拠となっています。

武寧王陵からは墓誌が出土しており「寧東大将軍百済斯麻王、年六十二歳、 癸卯年(523年)五月丙戌朔七日壬辰崩到」と書かれています。

干支を2巡繰り下げると523ー240=283で癸卯年は283年となります。

武寧王陵の墓誌には姓・諱は扶余・斯摩(しま)と書かれています。

そういえば、馬子は嶋(しま)大臣で、蝦夷(えみし)は豊(とよ)浦大臣でした。

~第384話:馬子は大王


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>






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2 comentários

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
09 de dez. de 2024
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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
08 de dez. de 2024
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<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


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