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江戸川乱歩と台与~守口市八島

更新日:12月13日

第529話 #八島 #江戸川乱歩 #台与 #邪馬台国


第452話:高瀬の渡しでは、大阪府守口市は、すごい歴史を秘めた土地なのです。これまで誰もそのことに気づいていません。と書きました


守口市にある高瀬神社の付近には、味舌(〒566-0022摂津市三島:マシタ姫は孝元天皇后)、日向町(〒570-0023守口市) 、八雲(〒570-0005守口市)といった神話に出てくる地名があります。大日は大目だと思われます。マシタ姫は、十市県主大目の娘です。第115話:菊理媛神~大目は大日(守口市)さらに、三島の溝杭の溝咋神社(茨木市五十鈴町)、スサノオを表す天王(〒567-0876茨木市)、玉櫛姫を思わす玉櫛(三島郡玉櫛村)、五十鈴姫(ホトタタライスケ依姫)を思わす五十鈴という地名もこの近くです。


今回、守口市には、八島〒 570-0095という地名もあることを知りました。

八島とは、八島国・八洲国 ~淡路、伊豫之二名島、隱伎之三子島、筑紫、伊岐、対馬、佐渡、大倭豊秋津島など「八つの島」の総称です。つまり日本国ということです。


人名としては、八島牟遅能神(やしま むじの かみ)と八島士奴美神(やしま じぬみの かみ)がいます。八島牟遅能神で鳥取神の親とされ、鳥取神は大国主神との間に鳥鳴海神(とりなるみ)を生んでいます。 八島士奴美神は、須佐之男命の子で、大年神や宇迦之御魂神の兄弟とされています。


・須佐之男命(スサノオ:スサノオ(津田の王)はウツシコオ(内色許男命)です。

*鳥鳴海神(とりなるみ)の読みは、本文に「鳴」を「那留(なる)」と読ませる注記があり、出雲国造神賀詞に見える賀夜奈流美命(かやなるみ)と同神とする説もあります。*かやなるみの「かや」は栢森(かやのもり:〒634-0124 奈良県高市郡明日香村)の「かや」で加夜奈留美命神社はここにあります。賀夜奈流美命は、高津姫神=高照姫=台与(豊)です。~第150話:賀夜奈流美(かやなるみ)

・高津姫神の”こうず”は交野市の郡津(こうず)ですので、高津姫=高照姫=賀夜奈流美命(かやなるみ)=台与(豊)です。高津姫 ~岩船街道


上記により八島牟遅能神=八島士奴美神=台与(豊)です。


八島は、「多くの島々」、「士」は「知」(領有する)、「奴」は「主」、「美」は「神霊」と解され、多くの島々を領有する主の神霊=ヤマトの大王ということです。

台与(豊)はヤマト(邪馬台国)の大王です。


◎魏志倭人伝では、卑弥呼の後継者は台与と書かれています。しかし古事記、日本書紀には台与は全く登場していません。と思われていました。しかしちゃんと台与のことが記載されていたのです。台与は女性ですが、記紀では台与は男性として記載されていたのです。

◎古事記、日本書紀は歴史書ではありません。藤原不比等が自分の思想(万世一系)を民衆に押し付けるために書いたものです。


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<蛇足の追記>

・あと八のつく人物で有名なのは、出雲国風土記に国引きを行った八束水臣津野命(ヤツカミズオミツノ:意美豆努命(オミヅヌ)がいます。


・守口市八島町は名探偵明智小五郎誕生の地です。江戸川乱歩は 27 歳の大正9年守口市に移り住み、妻子とともに守口市や門真市の借家5軒を転々として暮らしていました。

乱歩が大正 14 年に書いた名探偵明智小五郎が始めて登場する「D坂の殺人事件」では、京阪守口車庫の柵のアイデアがトリックに使われています。


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>












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