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八尺瓊勾玉:八坂は枚方

更新日:3 日前

第509話 #八尺瓊勾玉 #八坂 #瓊瓊杵尊 #台与(豊) #邪馬台国


第507話:桑田皇女と奈具遺跡では、昔丹波国の桑田村の甕襲の家にいた足往(あゆき)という犬が牟士那(むじな)という獣を食い殺し、その獣の腹にあった八尺瓊の勾玉が献上され、この玉が今石上神宮にあると記しています。奈具遺跡は玉造の工房が多数見つかっており、この八尺瓊勾玉もこの奈具遺跡で造られたと思われます。一部には、この勾玉が三種の神器の一つになったという説も存在します。と書きました。


三種の神器とは、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、八咫鏡(やたのかがみ)、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)のことです。


瓊(に)の語意は美しい玉、特に赤い美玉のことともされ、そこからこれは瑪瑙(メノウ)のことであるともされています。

孝霊天皇の諡号は大日本根子彦太天皇(おおたまと・ねこ・ひこ・ふとに)です。この名前に含まれるは玉のことです。

瓊は三種の神器の一つである八尺勾玉であると考えられます。

私が台与(豊)とする瓊瓊杵尊(ニニギ)にも瓊が入っています。この瓊=八尺瓊勾玉をもつものがヤマト(邪馬台国)の大王ということです。~瓊瓊杵尊:ニニギは台与

◎魏志倭人伝では、卑弥呼の後継者は台与と書かれています。しかし古事記、日本書紀には台与は全く登場していません。と思われていました。しかしちゃんと台与のことが記載されていたのです。記紀は歴史書ではなく、藤原不比等によって台与(豊)の事績を元に創作された小説です。


越後国風土記文では、「八坂丹(やさかに)は玉の名なり。謂ふ、玉の色青し。故、青八坂丹の玉と云う也」と記されていることから、八尺瓊勾玉の八尺は八坂であるといえます。京都の八坂神社の八坂です。


記紀では八坂の付く人物が何人かいます、八坂入媛命(やさかいりびめのみこと)は、景行天皇の皇后。古事記には八尺之入日売命(やさかのいりひめのみこと)、父は八坂入彦命(崇神天皇の皇子)で、成務天皇・五百城入彦皇子ら七男六女の母とされています。

八坂刀売神(やさかとめのかみ)は、タケミナカタ(南方刀美神)の妻とされています。

またタギリ姫(多紀理毘売命)と同一人物とする説もあります。~かぐや姫と浦島太郎の血脈」佐藤陽太著 p251

*タケミナカタもタギリ姫も台与です。(後述予定)


八坂とは、もともとは京都の地名ではなく、枚方のことだと私は思います。「八」とは「多い」という意味です。枚方は坂だらけで、私が今住んでいる家も職場も坂の上にあります。

枚方には、都ヶ丘、中宮(なかみや;ちゅうぐうと読めば皇后ということです)、山戸(ヤマト)などの地名が片間ってあり、邪馬台国の都があったと思われます。宮の坂という地名もあります。~第125話:邪馬台国前史Ⅸ~禁野・中宮・ヤマト


日本神話では、八尺瓊勾玉は、天照大神(アマテラス)の岩戸隠れの際に、玉造連の祖神となる玉祖命が作り、八咫鏡とともに太玉命が捧げ持つ榊の木に掛けられ、後に天孫降臨に際して瓊瓊杵尊に授けられています。


宮城県塩竈市の鹽竈神社の鹽竈神社縁起の中には、「塩釜六所明神或曰 猿田彦 事勝國勝塩土老翁 岐神 興玉命 太田命 六座同体異名神也」とあり、鹽竈神社の別宮に祀られている神(塩釜六所明神)は、猿田彦、事勝國勝、塩土老翁、岐神、興玉命、太田命の6座と同体異名の神であるとされています。


興玉神(おきたまのかみ)=玉祖命=ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王です。~第254話:興玉命も内色許男命


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>












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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
4日前
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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
4日前
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和州五郡神社神名帳大略注解所の十市縣主系譜に、十市縣主の祖は大日彦(オホヒヒコ)の娘である。と書いてあります。

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
4日前
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<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

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