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少彦名大神(スクナヒコ)は台与!

更新日:10月8日

第463話 #少彦名 #スクナヒコ #天湯河板挙


大国主はオオナムチとも呼ばれています。オオナムチとは大穴持ち(おおあなもち)という意味です。大穴とは鉱山のことで大穴持ちとは鉱山の経営者のことです。神武天皇=ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王は、朱、水銀、銅などの鉱物資源を求めて日本各地を巡っていました。参照:第63話:丹・朱を求めた天皇たち

そしてオオナムチが変化して大名持ち(おおなもち)となったのです。そしての大名持ちの対比として、大<ーー>小(少)で少名持ち→少彦名大神(スクナヒコ)という名前を台与に当てはめたと思われます。大名持ち=ウツシコオ(内色許男命)で小名持ち=少彦名=台与のコンビです。


スクナビコナは、大国主の国造りに際し、義兄弟の関係となって国造りに尽力したとされています。孝元天皇の子に少彦男心命がおり、大彦の弟と記載されています。少彦男心命は少彦名でしょう。


第29話:少彦名命 鳥飼→鳥取で書いたように少彦名命は鳥取氏の祖神とされています。

鳥取郷は大阪府です。 阪南市一帯は、古来より和泉国日根郡鳥取郷(いずみのくに・ひねぐん・とっとりごう)と呼ばれてきました。波太神社(はたじんじゃ)は、大阪府阪南市にあります。鳥取郷の総社で「鳥取大宮」と呼ばれていました。


鳥取部の姓を賜った天湯河板挙(あめのゆかわたな)が祖先の角凝命(つのこりのみこと)を祭神としています。この天湯河板挙は天湯河桁命、天湯川田奈命、天湯川田神とも表記されます。角凝命は賀茂建角身命(タケツノミ)=ウツシコオと思われ、天湯河板挙は台与でしょう。*湯というのは道後温泉のことです。道後温泉には大国主(ウツシコオ)とスクナヒコ(台与)が湯に入りに来ています。(道後温泉本館の北側に石碑も有ります。聖徳太子(台与)が来たという伝説もあります。)


第461話:猪は倭国??で登場した大由乃支命(おおゆのき)と天湯河板挙が同一人物とすれば、大由乃支命(おおゆのき)は台与ということになります。

愛知県愛西市柚木町東田面に由乃伎神社(ゆのぎじんじゃ)があり、彦湯支命(ヒコユキ)を祭っています。彦湯支命はウツシコオですので、台与がウツシコオを祭っている点で波太神社と由乃伎神社は同じです。


スクナヒコはミソサザイ(鷦鷯)の皮の着物を着ています。鳥は台与のキーワードでしょう。参照:第346話:大鳥・鷦鷯(さざき)・鵲(かささぎ)

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)=台与が東国の蝦夷征伐を終えて帰る途中に白鳥に化して和泉国大鳥郡(大阪府和泉北郡鳳町大鳥)に飛び去ったという著名な伝説があります。


少彦名命は建国の途中でが常世に去ったとされ、大国主(大己貴神)は「これから一人でどうやって国を造れば良いのか」と嘆きましたとされていますが、別の説では大己貴神は自分一人でこの国を作ったと言った嘯いていると、大国主は海を照らしてやって来る神(幸魂奇魂)に諭されています。この幸魂奇魂は少彦名命(スクナビコ)で、三輪の神=大物主とされています。出典:佐藤陽太「神武天皇と卑弥呼の時代」p198

ということは少彦名命(スクナビコ)=台与は三輪の神となってしまいます。


*大神神社の摂社の一つ磐座神社(いわくらじんじゃ)に少彦名は祭られています。

三輪山周辺に点在する辺津磐座(神が鎮まる岩)の中心です。現時点で台与が大物主とは思いにくいので保留しますが、大物主=饒速日であると認めている研究者はほとんどないのも事実です。


私は大国主(大己貴神)=ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王が日本をほぼ平定し、何かにつけ横暴になって来たので、少彦名命(スクナビコ)=台与がウツシコオを諭して、それを聞き入れたウツシコオが台与に倭国(邪馬台国)を譲ったのではないかと思っています。ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王


ウツシコオ(スサノオ)は豊臣秀吉に似ています。九州から東北までを平定し、横暴になり朝鮮に出兵し失敗しています。ウツシコオ(ヒコサチ・サチヒコ)も九州から東北までを平定し朝鮮に出兵して失敗しています。参照:第328話:沙至比跪(サチヒコ)


少彦名は大阪の道修町(どしょうまち)で神農大神(しんのうさん)として薬の神様になっています。これは少彦名が秦氏の知識を持っていた証でしょう。


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>




東京の神田明神でもスクナヒコ(少彦名)は祭られています。





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