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彦狭知の物語(6)~アメノヒボコ

  • tootake
  • 2月15日
  • 読了時間: 6分

第594話 #アメノヒボコ #伊和大神 丹生都比売命 #台与


アメノヒボコ(天日槍:天之日矛:海檜槍)都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)と同一人物です。第325話:天之日矛はウツシコオ、 第329話:アメノヒボコはウツシコオでは、アメノヒボコはウツシコオ=彦狭知(ヒコサチ)としています。


また、都怒我阿羅斯等(つぬがあらしひと)の別名は于斯岐阿利叱智干岐(うしきありしちかんき)」としています。うし=牛=角の連想です。彦狭知(ヒコサチ)=ウツシコオは角の付いた兜をかぶっていたと思われます。天之日矛が都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと=角のある人)と言われるのは角の付いた兜を付けていたからです。~第374話:牛鹿臣はウツシコオ!


アメノヒボコは、菟道河(宇治川*)を遡って滋賀県吾名邑にしばらくいたのち、近江から若狭国を経て但馬国に至って居住した。とされています。そしてさらに播磨国(兵庫県)に停泊して宍粟(しそう)邑にいたります。彦狭知(ヒコサチ)はウジヒコ(宇治彦)です。


伝説ではそこが揖保郡揖保里 粒丘(いぼおか)です。彦狭知の物語(3)では、阿曇百足*揖保郡に移住したと書きました。*阿曇百足は彦狭知(ひこさち)です。

揖保郡といえば、第534話:斑鳩寺・稗田神社~兵庫県太子町第535話:佐比の岡~兵庫県太子町で書いた太子町のある地です。


ところが、その地にはすでに神がいたというのです。播磨国風土記では、その神についての記述がいくつかあります。記述にはややばらつきがあって、伊和大神(いわのおおかみ)、大汝命(おおなむちのみこと)、あるいは葦原志許乎命(あしはらしこおのみこと)と記述されています。その神とは台与(豊)でしょう。

大汝命(おおなむち=大穴持ち)で鉱山の経営者=大王(天皇)のことです。

葦原志許乎命(あしはらしこおのみこと)はこのブログでおなじみの伊香色雄命(いかがしこお)と同一人物です。

伊和大神=台与(豊)です。なぜなら伊和(イワ)=岩で、イワは台与(豊)の事だからです。※いわが台与のキーワード 

大分県日田市石井に石井神社があり、石井(いわい)源太夫は大原(日田市)に館を構えたといい、当初石井氏が奉斎していた神は、その祖の石井源太夫や、伊勢の神ではないかといわれています。~第451話:磐衝別命と健磐龍命


そしてこの伊和大神は、丹生都比売命(にうつひめのみこ)と同一人物だと思われます。

大名草彦命の近親者(子)です。彦狭知(ヒコサチ)も大名草彦命の子とされています。彦狭知(ヒコサチ)の物語2~珍彦


・播磨国風土記に曰はく、国堅めましし大神(伊和大神)の子・尓 保都比売命(丹生都比売命

・和歌山県有田郡有田川町にある田殿丹生神社の由来書は以下の如く記されています。

田殿丹生神社 御祭神 丹生津比賣命(丹生大明神)天照大御神の 御妹神 大名草比古命(高野大明神)丹生大明神の御子神

 ~高野山大学密教文化研究所紀要 第 30 号 160 横組.indd


紀国造家(紀直・宿禰氏)の系図では、天道根命→大名草彦命(高野明神)→ 宇遅比古命(莬道彦:うじひこ)となっています。


古事記に木国造の祖 宇豆比古(うづひこ)と見え、景行紀三年条には紀直の遠祖 菟道彦(うぢひこ)と見ゆとあります。

アメノヒボコと伊和大神の二人の足跡は、摂・播国境に近い神戸市西区から、宍粟郡(しそうぐん)・神崎郡(かんざきぐん)を中心とした播磨、但馬(たじま)の出石郡(いずしぐん)という広い範囲に散らばっています。


そして出石神社由来記には、アメノヒボコが「瀬戸の岩戸」を切り開いて、湖だった豊岡周辺を耕地にしたと記されています。


邪馬台国は、台与(豊)が登場した頃に、大規模な土木工事ができるようになり、亀岡の干拓(参照:秦氏と大山咋神 丹の湖~亀岡盆地は湖だった!!)や香川県で農地の開墾、開拓を行い四国の人々に食料を安定して供給することができたのです。参照:大宜都比売(おおげつひめ)は台与倭迹迹日百襲姫命(ヤマトトモモソ姫)はトヨ


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アメノヒボコは新羅国王子で渡来人でなければならないとする固定観念が出発点にあり、本当なのか記紀の批判検証はあまり行わず、そこから研究がスタートしている。

天日槍命の「天」は天津神(皇統)ではないのか?渡来人に天を与えるなどあり得ない

記紀では、天日槍命は新羅国の王子だとしているが本当に新羅(朝鮮)の人なのか?

なぜ新羅からやって来て、帰化すると初代国造になれたのか?

ヒボコの伝承はなぜ出石周辺に限られるのか?


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<まとめ>

・アメノヒボコは、渡来人ではなく、大名草彦の子の宇遅比古命(うじひこ)=珍彦(うずひこ)=彦狭知(ひこさち)です。

・伊和大神(いわのおおかみ)=丹生都比売命(にうつひめのみこ)=台与(豊)です。

宍粟(しそう)邑は、兵庫県(播磨国)にあり、揖保郡、太子町に隣接しており台与、彦狭知(ひこさち)の一大拠点地の一つです。


播磨国風土記によれば、阿曇百足は難波の浦に住んでおり、のちに揖保郡に移住したといいます。揖保郡といえば、第534話:斑鳩寺・稗田神社~兵庫県太子町第535話:佐比の岡~兵庫県太子町で書いた太子町のある地です。昔、呉の勝(スグリ)が韓の国から渡ってきて、はじめ紀伊の国(和歌山)の名草の郡の太田の村に着いた、その後、分かれて摂津の国の三島の賀美の太田の村に移ってきて、それが揖保の太田の村に移住して来た。


< 追記>

第241話:名草トベの惨殺では、名草トベは卑弥呼としています。

名草トベ=丹生都比売命=伊和大神は卑弥呼かもしれません。

伊和大神とアメノヒボコはかなり激しく争ったとの伝説があります。魏志倭人伝では、ウツシコオ(狗奴国の男王:卑弥弓呼)とウツシコメ(卑弥呼)とはともとより和せずとあります。~第366話:狗奴国と女王国


また天之日矛が伝来した物は「玉津宝(たまつたから)」と称する次の8種、です。

・珠 2貫、浪振る比礼(なみふるひれ)、浪切る比礼(なみきるひれ)風振る比礼(かぜふるひれ)、風切る比礼(かぜきるひれ)、奥津鏡(おきつかがみ)、辺津鏡(へつかがみ)

これらの船乗りの持ち物で、航海に必要な品のように思えます。彦狭知(ヒコサチ)は船乗り、海人(わたつみ)=熊野水軍の元祖と思われます。


<シリーズ:彦狭知(ヒコサチ)>


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、高槻、枚方、交野です。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)、卑弥呼、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>






 
 
 

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
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