第613話 #箸墓古墳 #五十鈴姫 #談山神社
あまり一般には知られていないようですが、卑弥呼の墓とされる箸墓古墳の周辺には水銀鉱山がいくつもあります。
また、箸墓古墳からかなり近い場所(奈良県桜井市)に多武峰(とうのみね)があります。多武峰には、談山神社があります。談山とは、中臣鎌足と中大兄皇子が蘇我入鹿をうつ謀議(談合)を凝らした峰であるということから談山(たんざん)という社名ができたとされています。しかし談山(たんざん)は丹山(たんざい)、すなわち丹(たん:水銀朱)の山、多武峰(とうのみね)も「丹の峰」だと思われます。
そして、もう一つ箸墓古墳の立地で見逃せないのは、佐井川(さい・かわ)です。
古事記では、五十鈴姫(イスズ姫:ホト・タタラ・イスケ・ヨリヒメ)が住んでいたのは佐井川(サイ)のほとりと書いてあります。サイとは鉄製の小刀のことで鉄に関わる言葉です。神の山とされる三輪山には穴師坐兵主神社があります。穴は鉄穴で鉄の鉱山、兵主は鍛冶・製鉄の神であることは様々に検証されています。穴師は鉱山技術者のことです。
金屋子神は五十鈴姫 (hidemaru3375.com)では金屋子神社(島根県能義郡広瀬町西比田)より西方約40kmに石見銀山があり、当地に佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)があり、この「佐毘売」は、金屋子神の別名ではないかと言われています。佐毘売は、五十鈴(イスケヨリヒメ)のことでしょう。「佐韋河(さいがわ)の上」にある五十鈴の家があったと書かれています。佐韋河は狭井川とされ、三輪山の麓を流れる川とされていますが、私がかつてすんでいた茨木市、摂津市には安威川(あいがわ)という川が流れていました。サイは(sai)で、アイ(ai)に音が通じます。大阪府茨木市奈良には、五十鈴(〒567-0000)という地名があります。もともと茨木・高槻・枚方・交野にあった邪馬台国が奈良県の桜井(纒向:まきむく)へと移動したのは疫病の大流行のためです。~空白の150年~邪馬台国 元々の奈良は茨木市です。~第18話:本当の奈良
纏向周辺は元々朱の産地だったのですが、疫病の大流行で台与(=五十鈴姫)がこの地に新たに拠点を構えたために、鉄と関係のある地名がつけられのでしょう。台与がヤマト(邪馬台国)の大王として即位してからは鉄器の時代になったのです。
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<蛇足の追記>
・箸墓古墳はヤマトトモモソ姫の墓と思われています。ヤマトトモモソ姫は台与です。
・上垣内憲一先生は、箸墓古墳は五十鈴姫の墓ではないかと述べられています。
~「謎の四世紀」P186 そして五十鈴姫は台与です。~乙姫・弟姫・弟彦・乙彦
・箸墓の「ハシ」とは西洋系の渡来人の事だと思われます。ハシは波斯(西洋人)のことです。波斯人(はしひと)とはペルシャ人のこと国語辞典にも載っています。
猿田彦=ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)は鼻が高く、背が高く、目の色が違う。これは西洋人の特徴です。崇神朝では異俗(あたしくにのひと)が多数日本にやってきたといいます。崇神朝では多く人が海外から来たそうです。第88話~異俗(あたしくにのひと)猿田彦は異国人(あたしくにのひと) (hidemaru3375.com)
猿田彦は台与(豊)の父親もしくは祖父です。
・聖徳太子の母が穴穂部間人(あなほべのはしひと)と書かれている事と、大いに関係があります。間人(はしひと)とは波斯人(はしひと)でペルシャ人のことではないかというわけです。太子が赤い髪の毛をしていたという伝承があります。~波斯人(はしひと)とはペルシャ人 その1 : 新次元の叡智を生きるーBlue dragon for New Earth
聖徳太子は台与(豊)です。~広隆寺と聖徳太子立像
<鉱物と邪馬台国シリーズ>
鉄と邪馬台国(3)~信太(和泉市) 鉄:高師小僧
鉱物資源と邪馬台国(4)~玉川鉱山 宝石・貴石=玉、自然銅
※これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけ!??としています。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)、卑弥呼、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>

天豐財重日足姬天皇(あめとよたからいかしひたらしひめのすめらみこと、新字体:天豊財重日足姫天皇)。漢風諡号の「皇極天皇」「斉明天皇」は代々の天皇と共に淡海三船によって名付けられたとされる[注釈 3]。
<台与シリーズ>
hidemaru3375.com/post/天鈿売命(うずめ)は台与(豊)
https://www.hidemaru3375.com/post/かぐや姫は、台与(とよ)
https://www.hidemaru3375.com/post/磐井の乱と台与
https://www.hidemaru3375.com/post/豊受姫(豊受大神)は崇神天皇
https://www.hidemaru3375.com/post/火明命は饒速日なのか??
https://www.hidemaru3375.com/post/豊鍬入姫命-日光と男体山・女峰山
hidemaru3375.com/post/台与と秦氏 敏達天皇は台与(豊)
衣通姫(そとおりひめ)は台与(豊) 雄略天皇は台与(豊)!
孝昭天皇は台与:日原は目原 飯豊王女は台与(トヨ)なのか?
金銀錯嵌珠龍文鉄鏡(2)大原足尼命はトヨ 大宜都比売(おおげつひめ)は台与
倭迹迹日百襲姫命(ヤマトトモモソ姫)はトヨ?? 神八耳命は台与(豊)
饒速日(ニギハヤヒ)は台与①~稲作 台与は饒速日②~交野市倉治
小楯姫は台与:小楯は枚方 四道将軍:日子坐王は台与!
少彦名大神(スクナヒコ)は台与! 大彦は台与!??
ウマシマジは台与! 阿蘇都媛は台与
沼河比売は小楯姫=台与 タケミカヅチは台与!!
ヤマトタケルは台与 瓊瓊杵尊:ニニギは台与
継体天皇はトヨ(台与)??! 継体天皇は台与2~大々杼郷:楯原神社
継体天皇は台与3~田井(寝屋川市) 英彦山と台与
山部赤人は台与! 八幡神は台与!!
とよ(乎止与命・台与・臺與) 台与の物語